ABOUT

筆文字工房 日々笑進
筆文字工房 日々笑進
「笑顔と元気の配達人!ゆきねえ」こと馬場友紀

生きていれば楽しいことも、辛いことも、 嬉しいことも、悲しいこともあるけれど、 何があってもその先の人生は続いていく。 それなら毎日笑いながら過ごしたいですよね。 日々笑って進もう!という思いを込めて店名を 「日々笑進」(ひびしょうじん)にしました。 昭和63年に東京代々木の書道教育会でペン字と 書道を習い始めてから数年が経った頃、 学園主催の書道展にペン字の作品を出品しました。 書道展に出品されている作品の多くは、 誰もが知っている古典や有名な小説の一部分。 まだ若かった私には、どうしてもそのような 古風な作品を書く気になれませんでした。 そこで私が出品した作品は、「元気が出る言葉」。 心に響く言葉を20文ぐらい書き、 ペン字の作品として出品しました。 書道展が終わってから数日後、 学園経由で見知らぬ方からお手紙をいただきました。 当時、難病と闘っている19歳の子のお母さんからのお手紙でした。 ----------------------------------------------------------------- 突然のお便りで失礼いたします。 先日、椅子に娘を乗せて書道展に行き、 馬場さんの作品を拝見させていただきました。 全ての文を読み終えた娘は、 感動のあまりその場で号泣していました。 数年前から娘は難病にかかり、 家に引きこもることが多い生活で 喜怒哀楽をあまり表情に出さない子でした。 その娘が馬場さんの作品を拝見し、 「生きる希望が湧いてきた!  私、これから頑張れる気がする!」 と、泣きながら笑顔で言ってくれました。 久しぶりに見る娘の笑顔に 私も涙が止まらなくなりました。 こんなに素敵な言葉を綴っていただき、 心から感謝いたします。 一言御礼を申し上げたく、失礼とは思いましたが 書道展の主催者様宛に送らせていただきます。 ----------------------------------------------------------------- このお手紙をいただいた時、 私の中で何か電流のような物が流れました。 「言葉」は人の心を動かす力を持っている! 一般の人が読むことができない、 草書などで書かれた作品だけが書道じゃない! 筆文字で人の心を動かすような作品が作りたい! その日から私は「笑顔と元気の配達人」を肩書にしました。 筆文字で人を笑顔にしたい! 筆文字で人にエールを送りたい! 筆文字で人に喜んでもらいたい! デジタル化が進む昨今、手書きの温かみのある筆文字で 見た人が笑顔になるような作品作りを心がけています。 自分へのプレゼント、大切な人へのプレゼントとして オンリーワン商品を楽しんでもらえたら嬉しいです。